霧島神宮(鹿児島県)の国宝記念やアマビエ御朱印とは?時間や料金・アクセス方法についても紹介!

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鹿児島県霧島市に位置する霧島神宮は、日本建国の祖神でご祭神である「天饒石国饒石天津彦火瓊瓊杵尊(あめにぎしくににぎしあまつひこほのににぎのみこと)」が三種の神器とともに多くの神々を率いて降り立ったと言われる霊峰高千穂峰に鎮座し、1400年以上の歴史がある神社です。

坂本龍馬と妻のお龍が日本初のハネムーンで訪れた場所として歴史好きや女性にも人気のパワースポットで、年間150万人が参拝します。

コロナウイルス感染症拡大で有名になった「アマビエ」の御朱印や、2022年に本殿などが国宝に指定された記念の御朱印など、特別な御朱印も頒布。

神話が息づく霧島神宮のオリジナル御朱印帳やアクセス方法もご紹介します。

霧島神宮の御朱印受付時間や場所

・受付時間:8:00~17:30

・受付場所:授与所

・参拝:無料、自由、年中無休

授与所は拝殿向かって左側にあります。

受付終了時間ぎりぎりになると御朱印をいただけないこともあるので、時間には余裕をもって訪れましょう。

霧島神宮の御朱印

霧島神宮で頒布されているのは、通常御朱印1種類と、アマビエの御朱印4種類、そして「山神社」の御朱印1種類です。

通常御朱印

流れるような筆使いが印象的でシンプルな御朱印です。

左から「奉拝」「天孫降臨の地」そして参拝日が墨書きされ、中央に「霧島神宮」の印が押されています。

初穂料は300円。

直書きでの対応ですが、年末年始などの混雑が予想される時期は書置きのみの対応となります。

アマビエの御朱印

コロナウイルス感染症拡大で一躍有名になったので、「アマビエ」の名前だけでもご存じの方は多いのではないでしょうか?

アマビエは江戸末期に肥後国(現在の熊本県)の海に出現したといわれている妖怪で、「疫病が流行したら私の姿を描いた絵を人々に見せよ」と告げて海に帰ったと伝えられています。

「疫病退散」のご利益があると信じられているアマビエは霧島神宮境内の池に佇んでいますので、参拝の際ぜひ訪れてくださいね。

いただけるアマビエの御朱印は4種類で、すべて書置きでの対応です。

すべて中央にアマビエが描かれ、右に「疫病退散」、左に参拝日の墨書き、左下に「霧島神宮」の印が押されています。

アマビエは長髪でくちばしがあり、うろこのついた身体から3本の足が生えた姿が特徴です。

左上御朱印のアマビエは正面を向いてかわいらしい印象で、右上御朱印のアマビエは水の中に佇んで横を向いています。

左下御朱印のアマビエは体を丸めて目を閉じており、右下御朱印のアマビエは目が吊り上がっていて妖怪本来の恐ろしい印象です。

先述した霧島神宮の通常御朱印と、アマビエの御朱印4種類のうち1つを選んで初穂料500円、4枚すべていただきたい方は初穂料1,000円で頒布されていますよ。

コロナウイルスが猛威を振るっていた2020年(令和2年)からは、遠方で参拝が難しい方へのアマビエ御朱印4種の郵送も始まりました。

コロナ収束までを目処にとのことですので、郵送希望の方は公式ホームページを確認し、霧島神宮へお問い合わせの上お申し込みください。

山神社の御朱印

「山神社」は、霧島神宮の本殿、向かって左側にある山道を奥に進んでいった先に鎮座している小さな神社です。

存在感のある杉の木に囲まれた空間は、清らかな気を感じることのできるパワースポットとして訪れる方が増えています。

左から「奉拝」「霊峰鎮護」「山神社」「高千穂御嶽道」、そして参拝日が入り、中央には「霧島神宮」の印。

上に高千穂峰の山並みがデザインされた、シンプルな御朱印です。

書置きのみで初穂料は500円、霧島神宮の授与所でいただけます。

国宝指定記念の限定御朱印

https://www.instagram.com/p/Cdf73z8Paln/?hl=ja

2022年(令和4年)2月9日に霧島神宮の本殿・幣殿・拝殿が国宝として指定され、その記念に頒布された御朱印です。

国宝に指定された霧島神宮の本殿が、後ろにそびえ立つ高千穂の峰とともにデザインされています。

「国宝」の文字とともに国宝指定された日付「令和四年二月九日」が赤で入り、高千穂の峰の上には「天壌無窮(てんじょうむきゅう)」の文字。

天壌無窮は天孫降臨の際に天照大御神が瓊瓊杵尊に賜ったとされる言葉で、「天地とともに永遠に続く」という意味です。

国宝の本殿・幣殿・拝殿の内陣は普段一般公開していませんが、国宝に指定された記念に事前予約制で見学できるツアーが開催されました。

この記事を執筆している2022年6月現在御朱印の頒布は終了しており、見学ツアーの次回開催予定も残念ながらありません。

ですが、別名「西の日光」と呼ばれるほど細やかで美しい彫刻装飾と、漆塗りに極彩色と朱塗りで仕上げられた華やかな色使いは外からでも充分楽しむことができますよ。

霧島神宮の御朱印帳のデザインやサイズ・値段

霧島神宮で頒布しているオリジナル御朱印帳は1種類です。

表紙には木々が茂る手前に社殿が描かれ、左上に御朱印帳の文字が入っています。

裏表紙は、緑色の霧島連山とピンク色のキリシマツツジがデザインされ、霧島連山とキリシマツツジに挟まれて霧島神宮の文字。

サイズは縦約16㎝、横約11㎝の通常サイズで、初穂料は1,000円です。

霧島神宮では下の写真にある御朱印袋も頒布されていて、キリシマツツジとともに坂本龍馬とお龍のシルエットが絶妙な距離を保ってデザインされています。

霧島神宮アクセス方法

霧島神宮は霧島市中心地から遠く、アクセスは容易ではありません。

車を利用する場合と、バスや電車など公共交通機関を利用する場合、両方ご紹介します。

車の場合

・九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約40分

・JR「鹿児島中央駅」から約70分

・無料駐車場 あり(500台)

 

鹿児島空港ICから霧島神宮までの所要時間は約40分です。

鹿児島市内からは、有料道路を使って約70分、使わないと約90分かかります。

駐車場は社殿に通じる二の鳥居の近くにあり、料金は無料、500台ほど収容スペースがあるので安心です。 

駐車場へのルート案内動画は、公式ホームページで公開されているのでお出かけ前に確認してみてくださいね。

公共交通機関の場合

電車やバスを使って霧島神宮へ行く方法は3つです。

・「溝辺鹿児島空港」からバスを乗り継ぐ

・JR日豊本線「霧島神宮駅」からバスまたはタクシーを使う

・JR日豊本線「国分駅」からバスを使う

 

「溝辺鹿児島空港」からバス

溝辺鹿児島空港からは1回バスを乗り継ぎます。

3番乗り場で「霧島いわさきホテル」行きに乗り、「丸尾」で下車。

「国分」行きのバスに乗り換え、バス停「霧島神宮前」で下車、歩いてすぐが霧島神宮です。

バス停「丸尾」では乗り換えの際に移動が必要になります。

降りたバス停も「丸尾」ですが、「霧島神宮」行きのバスは別の「丸尾」に停まるのでご注意ください。

アクセス方法は霧島神宮の公式ホームページにも記載されていますので、ご確認くださいね。

「霧島神宮駅」からバスまたはタクシー

霧島神宮の最寄り駅はJR日豊本線「霧島神宮駅」です。

霧島神宮まで徒歩で約2時間かかりますので、駅前から出ている霧島神宮行きのバスを利用しましょう。

鹿児島交通「霧島神宮経由霧島いわさきホテル行き」のバスに乗り、約15分でバス停「霧島神宮前」に到着、バス停から霧島神宮までは歩いてすぐです。

霧島神宮行きのバスは1〜2時間に1本と本数は少なめ。

霧島神宮駅を出て左のバス停近くにタクシーが停まっています。

片道2,000円ほどかかりますので、大人数の場合はタクシー利用を考えてもよさそうです。

「国分駅」からバス

最寄り駅ではありませんが、「霧島神宮駅」の隣「国分駅」からも霧島神宮行きのバスが出ています。

鹿児島交通「霧島神宮経由霧島いわさきホテル」行きのバスに乗り、約40分でバス停「霧島神宮前」に到着。

霧島神宮行きのバスは1〜2時間に1本と、本数は少なめです。

効率よく観光したい方は、事前にアプリなどで乗り換えのタイムスケジュールを組んだほうがいいかもしれません。

 

行きも帰りもバスを利用するという方は、バスの1日乗車券「のったりおりたりマイプラン」がおススメです。

霧島神宮を含め、霧島温泉など観光地を巡る路線バスを自由に利用できますので、詳しくは鹿児島交通のホームページをご確認ください。

まとめ

天孫降臨神話の地、高千穂峰に鎮座する霧島神宮の御朱印と御朱印帳をご紹介しました。

御朱印はどれもシンプルなデザイン。

郵送対応もしてくださっているアマビエの御朱印には、コロナウイルスの収束を望むお気持ちが感じられます。

御朱印帳は雄大で威厳のある霧島神宮の自然を感じられるデザインが素敵ですね。

今でも年間150万人が参拝する霧島神社ですが、本殿などが国宝に指定されたこともあってますます人気が集まりそうです。

 

霧島神宮は市街地からは離れた場所に位置していますが、無料駐車場が500台分もあり、

さらに観光に便利なバス乗車券も販売されていますから、周辺への観光も併せてぜひ訪れてくださいね。

 

 

▼霧島神宮の詳細▼

住所:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5

電話番号:0995-57-0001

公式ホームページ:https://kirishimajingu.or.jp/

▲霧島神宮の詳細▲

 

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