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令和2(西暦2020)年に開創1250年を迎えた紀三井寺(きみいでら)は奈良時代から続く和歌山県の古刹です。

御朱印帳のデザインにも使われている「早咲き桜」や楼門の先にある「厄除坂」で有名です。

「厄除坂」は地上から231段(看板からは210段)ある傾斜のきつい階段で、厄除坂の先に本堂があります。

本堂から見下ろす日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」は文字通りの絶景!

階段が苦手な方のために迂回ルートもありますので是非本堂からの眺めを堪能してください。

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紀三井寺の御朱印受付時間と受付場所

紀三井寺の御朱印がいただける納経所の開所時間は、本堂と同じ午前8:00から午後5:00です。

清浄水と波切不動、身代わり大師の御朱印は、それぞれの場所にある納経所で頂けます。

いくつか御朱印をいただきたいときは、余裕をもって参拝したいですね。

拝観時間や参拝料についてはこちらをご確認ください。

紀三井寺の御朱印

紀三井寺の境内には日本名水に選ばれた井戸や身代わり大師があり、それぞれにちなんだ御朱印がいただけます。

御本尊の御朱印(西国三十三所 第2番札所)

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中央に紀三井山の宝珠印、右上に「西国第二版」の角印、左下に「金剛宝寺」の角印が押されています。

宝珠の中には御本尊である十一面観音(上)、梵天(右下)、帝釈天(左下)を表す梵字が書かれており、大変ありがたい印になっています。

中央御朱印の上には「救世殿(ぐぜでん)」、左側には「紀三井山」の墨書きがあります。

西国三十三所草創1300年を記念して本堂と桜が書かれた「紀三井寺 西国三十三所草創1300年」の「特別印」は期間限定で左上に押していただけます。

当初は2016年から2020年12月18日までの期間でしたが、新型コロナウイルス感染症対策もあり2022年3月31日まで期間が延長されました。

御詠歌の御朱印(西国三十三所 第2番札所)

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左:御詠歌の御朱印   右:御本尊の御朱印

御朱印の種類は御本尊の御朱印と同じ。

御詠歌「ふるさとを はるばるここに 紀三井寺 花の都も近くなるらん」と達筆で書かれています。

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西国観音曼荼羅の御朱印

西国観音曼荼羅には専用の台紙があり、各所でいただけます。

墨書きや印は御本尊の御朱印と同じですが、大師が八角形なので御朱印と墨書きが横に並んでいる感じですね。

西国三十三所では古くより「納経軸」という掛け軸に各所の御朱印をいただけました。

この掛け軸と同じように御朱印を飾ることができるものとして近年考案されたのが「西国観音曼荼羅」です。

三十三所分の御朱印を額に飾るととても立派です!

台紙は曼荼羅にして飾るほか、御朱印帳に台紙を貼ることもできます。

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新春限定御朱印

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総漆金箔日本一寄木立像・大観音を記念し、中央に押された大仏殿の御朱印の上に大きく「大観音」と墨書きがあります。

右上には「西国第二番」の御朱印と奉拝・参拝日の墨書き、左下には「金剛宝寺」の角印が押されています。

御朱印用紙が山吹色の特別な和紙で素敵ですね。

秘仏公開限定御朱印

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50年に1度、特別に御開帳される秘仏、「十一面観世音菩薩像」と「千手観世音菩薩像」の特別御開帳を記念し授与された御朱印です。

黒っぽい御朱印用紙の上に透き通った薄い白い和紙を重ねたような御朱印がとてもミステリアス。

中央には「紀三井山」のプレートと宝珠の御朱印が押され、宝珠の上に大きな赤い梵字。

右上には「西国第二番」、左上には「開創1250年」の記念印、左下には「金剛宝寺」の角印です。

中央御朱印と重ねて金色で「二観音」と墨書きがされ、右側の「秘仏奉拝」と左側の「紀三井山」の墨書きは白色です。

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「清浄水(しょうじょうすい)」の御朱印

紀三井寺の境内の中には「三井水」と呼ばれる水が三か所から湧き出ています。

3つの井戸がある紀州のお寺というこおで「紀三井寺」と呼ばれるようになったとか。

日本名水百選にも選ばれた名水「三井水」は長きにわたり霊水として崇められてきたので御朱印にも採用されたのでしょうね。

御朱印中央には剣を携えた宝珠の御朱印、右上に「弘法大師御作」の印、左下には「紀三井山瀧本印」の印が押されており、御朱印の上に「ゆくものは かくこそあれと 瀧の水 かえらぬかげも したわれぞする」という御詠歌が墨書きされています。

中央宝珠には不動明王を表す梵字が記されていますね。

瀧本院波切不動の御朱印

左:波切不動の御朱印   右:清浄水の御朱印

中央には剣を携えた宝珠の御朱印、右上に「三井水 清浄水」と書かれた角が丸い角印、左下には「紀三井山瀧之坊印」の印が押されています。

中央御朱印の上には「波切不動」右上には「奉拝」左下には「紀三井山」の墨書きがあります。

松樹印の御朱印

紀三井寺境内にある「松樹院」は身代わり大師が御本尊です。

弘法大師が災いを代わりに引き受けてくださると伝わっており、御朱印右上にも「厄除」の印が押されています。

中央には梵字宝珠の御朱印、左下には「松樹院印」の角印が押されています。

中央御朱印の上には「身代り大師」右上に「奉拝」左下に「紀三井山」の墨書きがあります。

松樹院には御詠歌の御朱印もあり、こちらは「さいやくを かわりてうくる みがわりの 大師にたのめ 南無の一声」という御詠歌が墨書きされています。

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きのかわ六社寺四季巡りの御朱印

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きのかわ六社寺四季巡りでは、「紀の川」沿いの3つのお寺と2つの寺社をめぐります。

御朱印と墨書きは御本尊の御朱印と同じですが、御朱印用紙が専用の手漉き和紙になると雰囲気が違いますね。

手漉き和紙は1期から4期までそれぞれ3色ずつ御朱印氏を頒布され、1年で12色そろいます。

きのかわ六社寺四季巡りは平成29年5月1日から平成30年5月31日で終了しています。

ぜひ復活して欲しいですね。

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紀三井寺の御朱印帳

紀三井寺にはオリジナル御朱印帳のほか西国三十三所専用納経帳、紀三井寺開創1250年記念御朱印帳など三十種類以上の御朱印帳があります。
こちらでは紀三井寺の美しさをよく表している御朱印帳をいくつかご紹介いたします。

本堂と多宝塔の御朱印帳

御朱印帳の表紙には満開の桜と本堂が描かれ中央に「御朱印帳」の文字、裏表紙には満開の桜と朱色の多宝塔が描かれ左側に「紀三井寺」の文字があります。
桜は桃色や濃桃と色使いが鮮やかで素敵ですね。
背景は水色と黒の2種類。
紀三井寺は、夜桜も大変美しいことで有名です。
御朱印帳でも夜桜を楽しめますね。
サイズは縦16センチ×横11センチ、1,500円です。

本堂と新仏殿の御朱印帳

神仏殿は3階が展望台になっていて和歌浦湾まで見渡せます。
本堂と新仏殿の御朱帳、表紙は本堂と桜が前面に描かれ左上に「御朱印帳」の金文字が刺繍されています。
裏表紙の左側に新仏殿、その前後に新仏殿から見渡せる景色が広がり、中央に「紀三井寺」の金文字。
よく見ると新仏殿の足元に和歌浦湾が描かれているのがわかりますね。
背景が水色地、黒色地の2種類があります。
こちらも昼間と夜の景色のようですね。

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梵字の御朱印帳

開創1250周年を記念して作られた御朱印帳は真っ白な生地に黄・緑・紫・橙のマスに白い梵字が刺繍された素敵なデザインです。
左上に「Goshuincho」、中央下に「Kimiidera1250」の文字が刺繍されています。
他ではあまり見ない独特なデザインで、一度見たら忘れられませんね。

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まとめ

紀三井寺には数多くの御朱印や御朱印帳はもちろん見どころもたくさんあり、何度も訪れたいお寺の一つです。

きのくに線わかやま駅から最寄りの紀三井寺駅までは2駅で6分、最寄駅からは徒歩10分ほど。

意外と駅チカですね。

大阪環状線と阪和線、南海特急など大阪市内からのルートは複数ありますが、どれを使っても2時間ちょっとで到着なので、公共の交通機関で移動している方にもおすすめです。

詳しいアクセスについては公式HPのアクセスをご参考くださいね。

紀三井寺の基本情報

住所:和歌山市紀三井寺1201

電話:073-444-1002

公式HP:https://www.kimiidera.com/

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