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石手寺(いしてじ)は愛媛県松山市にある真言宗豊山派の寺院です。
四国88か所霊場の第51番札所で、現在も貴重な文化財が数多く残っています。
弘法大師をお祀りするお堂である大師堂や鬼子母神をお祀りする鬼子母神堂のほか、薄暗い洞窟の中に多数の仏像が安置されているマントラ洞窟など、他にはない見どころが評判です。
悩み相談の寺としても知られており、ご住職はカウンセリングの資格をお持ちで、緊急時に駆け込み避難ができます。
昔ながらの「駆け込み寺」が健在していたことに驚きました!
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石手寺の御朱印受付場所と受付時間
石手寺の御朱印は境内茶堂の横にある納経所でいただけます。
奥之院の御朱印も納経所でいただけるので、ご参拝後にまとめていただくと良いですね。
受付時間は午前7時から午後5時ですが、感染症対策などで受付時間が変わっている可能性もありますので事前にご確認いただくことをお勧めいたします。
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石手寺の御朱印
石手寺では御本尊である薬師如来の御朱印のほか、2種類の御朱印がいただけます。
四国51番 薬師如来の御朱印
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石手寺の御本尊である薬師如来の御朱印は、中央に宝珠の御朱印が押され、右上に「四国第五十一番」、左下に石手寺の角印が押されています。
墨書きは中央御朱印の上に「薬師如来」、右側に「奉納」、左側に「石手寺」とシンプルですね。
衛門三郎 再来大師の御朱印
石手寺。1200年関連の御朱印らしいですよ。僕は頂いてませんが、一応お知らせ。 pic.twitter.com/ca820jIHfG
— まりぼり そわか (@maribori_sowaka) September 16, 2014
大師再来の御朱印は、石手寺改名のきっかけにもなり、今も石手寺の宝物殿に収められている再来の石の逸話にちなんだ御朱印です。
石手寺はかつて安養寺という名前のお寺でした。
伊予の国を治める河野家の息子、息方(やすかた)が生まれてからずっと左手を握りしめたまま開かないため、安養寺で加持祈祷を願ったところ左手が開き「衛門三郎再来」と書かれた石が出てきました。
息方の左手に握られた石は、かつてお大師様が「四国のお遍路を最初に始めた人」として知られる衛門三郎に持たせた石です。
衛門三郎が石を手に持って生まれ変わったことが分かった後、安養寺は石手寺と名を改めました。
再来大師の御朱印は、中央に宝珠の御朱印、右上に「遍路開祖衛門三郎」、左下に「再生大師石手寺」の印が押されており、墨書きは中央御朱印の上に「再生大師」、左側に「石手寺」と書かれています。
奥之院 釈迦如来の御朱印
平成30年8月31日
四国八十八ケ所霊場第51番札所
石手寺様
御朱印は3種頂きました。
御朱印帳と納経帳の違いの説明をしっかりして頂きました。 pic.twitter.com/7orAHVsXDr— モスマック@御朱印&御朱印帳 (@HlLIEfhZ8LoSLYd) September 4, 2018
奥之院の御朱印:左下画像 左側
奥之院の御朱印には、中央に梵字宝珠の御朱印が押され、右上に「石手寺奥之院」左下には角印が押されており、墨書きは中央御朱印の上に「釈迦如来」左側に「石手寺」です。
奥之印の御朱印は、中央御朱印の炎がメラメラしていて、少し印象が違いますね。
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石手寺の御朱印帳
石手寺の御朱印帳。 pic.twitter.com/HYudjFsn
— kaz (@kaz_apple) September 29, 2012
石手寺の御朱印帳は、濃紺の地色と朱色が基本の落ち着いたデザインです。
表紙には仁王門と三重塔が描かれ、左側に金文字で「御朱印帳」と入っています。
裏表紙には石手寺の裏山に大きくそびえ立つ西安弘法大師の象の麓に金色の「伊豫國石手寺」と角印の形で入っています。
じっと遠くを見つめる大師象が印象的ですね。
石手寺はお遍路の方が多く訪れるのでオリジナルの御朱印帳を使うチャンスは少ないかもしれませんが、ぜひ記念に頂きたい御朱印帳ですね。
アクセス
伊予鉄城南線で道後公園駅、道後温泉駅、南町駅の3駅が利用できます。徒歩でそれぞれ25分から40分かかります。
ご参考までに、各駅からの距離は下記のとおりです。
〇道後公園駅 1.5kim
〇道後温泉駅 1.3km
〇南町駅 2.0km
石手寺の正門左側などに無料駐車場がいくつかあります。
西側には有料駐車場もありますので車での参拝も安心ですね。
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まとめ
愛媛県にある49つの国の重要文化財(建造物)のうち7つが石手寺にあります。
敷地も広大で、先に紹介しました弘法大師象や洞窟のほかにも、茅の輪くぐりの輪に似た石の輪や四国八十八か所お砂撫で、道後温泉湯元の流れる音が聞ける石と一度に全部見切れないほど見どころ満載です。
中でもお勧めは四国八十八か所お砂撫で!
四国八十八か所の1番札所から88番札所までの全札所の砂が置かれていて、その全てに触れると八十八か所巡りと同じ功徳が積めます。
「八十八か所巡るのはハードルが高いな」と感じている方は、ぜひ石手寺を訪れてくださいね。
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