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宮崎神宮ブログ - 201607のエントリ

「もの」を大切にする心

カテゴリ : 
全般
執筆 : 
office 2016/7/31 11:48

宮崎神宮旧社報「美あかし」昭和13年7月1日発行より


物資総動員。一枚の紙、一片の布も粗末にしてはならないと今や国民全体が緊張した。戦争の生んだ結果の一つだ。


しかし、一枚の紙、一片の布も粗末に出来ないという、粗末にしては相済まないという気持、又その本当の意味が国民全体に透徹しなければ、一朝戦争の済んだ時には、みんなこの緊張を忘れて了うだろう。それであってはならない。
物資を尊重し、愛する気持の根底に自己、自我が動いていては駄目だ。自分の為というのではどうしても徹底しない。小さな一個の欲望或は、財欲の為であったならば、一枚の紙や一片の布切はどうでもよくなるではないか。


これらの物は何処から授かって来るか、誰のものであるか、われらは大所高所よりこれを考え、これを達観せねばならぬ。


先ずこれを横の関係に於て考えると、凡そわれらの周囲にある程の「もの」は、ことごとく外界から得て来た「もの」だ。人間の作ったものもあろうし、動植物その他自然から得たものもある。人間の約束による代償と称するものを支払っているか或は何等か別の関係によって得たかの別はあるが、それは唯ほんの一つの手段に過ぎず、結極はこの社会この自然から与えられ、又お借りしているに過ぎないのだ。

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宮崎神宮社報「養正」147号~平成28年初夏号より~


「宮崎神宮献詠短歌会」は、昭和十六年三月より始まった。爾来七十五年の長きに亘り、三十一文字に思いを込めて献歌してきた。
最初の選者は國學院大学教授の武田祐吉で、武島羽衣、木俣修、西角井正慶、今泉忠義、岡野弘彦、藤原光雄、長友捷各先生が、そして現在は九代目の堀家博子先生にお務め戴いている。
毎月選者より示された兼題での作品を募り献歌するという形式は、基本的に戦前から変わっていない。
発足当時のことを、宮崎神宮社報「みあかし」(昭和十二年二月~同十九年三月まで刊行)が記録している。最初の兼題は「春草」で、その優秀作品「天」は、

馬ははめど人はふめどもちからつよくはるのいぶきにもゆるわかくさ

                                     (宮崎市・龍岡清子)

であった。
驚くべきはその応募数で、初回から数百首にのぼり、同年六月の兼題「禊(みそぎ)」は百六十余首、翌十七年一月の「銃後新年」は二百数十首に達している。また、同年十月の「美々津の船出」に至っては、三百余首に達したそうで、更に折口信夫や國學院大學長河野省三含む二十三名の名士の歌も寄せられている。毎回これら数百首の中から、「天」「地」「人」と佳作が十首程度選歌された。大変名誉なことで、その作品は毎月献詠奉告祭で披講されたという。
さて今日の「宮崎神宮献詠短歌会」であるが、残念ながら昔の面影は見られない。会員数も激減しているが、それでも毎月作歌して、日々の生活の中のささやかな出来事や人生の機微(きび)を詠んでいる。
この度、会員の方々の歌道の成果を編んだ歌集『鑕(かなしき)』(第五集)が刊行の運びとなった。平成十三年一月兼題「若菜」から同二十七年十二月の兼題「子」までの千五百二十首が収録されている。是非ご一読戴き、奮って、宮崎神宮献詠短歌会へご加入戴きたい。

(A・K)

 

献詠短歌会についてはこちら

 

宮崎神宮献詠短歌会「歌会」の様子(昭和60年6月)

 

歌集『鑕(かなしき)』(第五集)

 

月々の題に合せて詠みし歌送られ来るを待つは楽しき

小暑を過ぎて

カテゴリ : 
全般
執筆 : 
office 2016/7/9 10:54

早いもので平成28年も半年が過ぎました。

この節目にあたり、去る6月30日恒例の夏越大祓を斎行致しました。

(大祓についてはこちら

 

天気が心配されましたが、祭典前にはどうにか雨も上がりました。

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